志摩市 T家お墓じまい
T様はもうすでに実家にはお住まいでなく、
今後さらにお墓参りをするのが難しいのでお墓じまいをしたいとご相談がありました。
お墓じまいの内容は墓石1基の撤去と墓石設置時に埋葬した火葬のお骨の取り出しをさせていただきました。
T様の当初のお話では、墓石のカロート(骨室)の中に骨壺があるというお話でしたが、
掘ってみるとそこにはなく、どうも先に火葬した遺骨を埋葬してから、墓石を建てたようで、
随分深いところから遺骨を取り出す形になりました。
これは実はよくあることで、特に土葬の遺骨の取り出しをする場合は、
事前にお客様に場所の聞き取りをしますが、数十年前の埋葬ということもあり、
みなさん記憶が定かでないことも多々あります。
でも「かの」ではもし埋葬をされていたら、手作業でして遺骨を取り出しますので、
微妙な感覚で遺骨があるような感覚が分かるので、その感覚があれば遺骨が出るまで掘り続けます。
無事に遺骨が見つかり、T様にお渡しすることができて何よりでした。
ちなみにこちらの遺骨はT様のご要望通り、菩提寺に永代供養されたようです。