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墓じまいをしたいのに、墓地の管理者が分からない|実際にあった事例

墓じまいを進めたいのに、誰が墓地を管理しているのか分からない。今回は、三重県内で実際にあった、そんな事例をご紹介します。

ご依頼者は県外にお住まいで、墓地の近くには、もう親戚の方も住んでいません。お墓に行ったことはあるものの、周辺の事情には詳しくなく、分かっているのは墓地の名前くらいでした。

墓じまいをするにも、まず誰に連絡すればよいのか。その確認から始める必要がありました。

市役所でも、管理者が分からなかった

私から市役所へ問い合わせましたが、やり取りをしても、管理者が誰なのか、どこへ問い合わせればよいのかが分かりませんでした。

これまで三重県内のほかの市町では、窓口に問い合わせて管理者を教えていただけたことがあります。ただ、今回は教えてもらえなかったというより、市役所でも把握されていなかった、という状況でした。

最終的には、現地でお墓参りに来ていた方から管理者について教えていただき、その情報をもとに、私が管理者本人への確認まで行いました。

今回の墓じまいは、現在まだ見積もりを取っている段階です。まずは、墓地の管理について誰と話をすればよいのかを確認できました。

管理者の確認が必要な、二つの理由

墓地の管理者を確認する理由は、大きく二つあります。

一つ目は、その墓地のお墓の撤去ルールを確認するためです。

墓石をどこまで撤去するのか、撤去後の墓所をどのような状態に戻すのか。こうした決まりは、墓地によって異なります。

管理者と話をせず、別の墓地と同じやり方で進めてしまうと、必要な作業が足りず、墓じまいをきちんと終えられないことがあります。

あくまでも、その墓地のルールに沿って進めることが大前提です。墓石を撤去すれば、それで終わりというわけではありません。

二つ目は、改葬許可の申請に、管理者による証明が必要になるためです。

今のお墓から別の墓地や納骨堂へお骨を移すことを「改葬」といいます。改葬許可の申請では、通常、現在の墓地の管理者に、お骨が納められている事実を証明してもらいます。

申請書への署名や押印など、必要な方法は自治体の案内に沿って確認します。例えば、伊勢市の申請書記入例にも、現在の墓地の管理者による記名・押印の欄が設けられています。[伊勢市の記入例]

工事のルールを確認するためにも、手続きを進めるためにも、管理者と連絡を取り、話をする必要があるのです。

遠方から管理者を調べるのは、簡単ではありません

ご自宅に墓地の使用許可証や管理費の領収書などが残っていれば、連絡先を確認する手がかりになります。分からなければ、お墓がある市町村の窓口へ相談してみてください。

ただ、今回のように、窓口に聞いても分からない場合もあります。

遠くに住んでいて、近くに頼れる人もいない。そんな状況で、現地へ行き、管理者を探して、撤去の決まりまで確認するのは大変なことです。

私が墓じまいのご相談を受けていても、こうした確認をご自身で進めるのが難しく、ご依頼いただくことがあります。

問い合わせ先が分からないときも、ご相談ください

墓地の管理者が分からないからといって、そのまま墓石の撤去を進めるわけにはいきません。まずは管理者を確認し、その墓地のルールと必要な手続きを確かめることが大切です。

市町村に問い合わせても分からなかった方や、遠方にお住まいで調べに行くのが難しい方は、お墓じまい かのへご連絡ください。

墓地の名前や場所など、今分かっていることを教えていただければ、私も手がかりを探し、確認する方法を考えながら調べていきます。

誰に聞けばよいのか分からない段階でも、まずはご相談いただければと思います。

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