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墓じまいの後、お骨はどこへ? 現場で出会った女性からのご相談

先日、墓じまいの現場で作業をしていると、女性から「何をしているの?」と声をかけられました。

「墓じまいをしています」と答えると、「どこの石屋さん?」と聞かれたので、「石屋ではなく、墓じまい専門業者です」とお伝えしました。

すると、「そんな業者があるの?」と驚かれました。

そのまま少しお話をしていると、その方も、すでに墓じまいを依頼されていることが分かりました。

「あと1週間早く知り合っていたら、いろいろ聞きたかった。もう先に墓じまいをお願いしてしまった」

そう話されていたので、何か気になっていることがあるのかなと思い、もう少しお話を聞いてみました。

困っていたのは、墓じまいをした後のお骨のことでした。

お墓を撤去する依頼は済んでいる。でも、そこに納めてあるお骨を、その後どこへ持っていけばいいのかが決まっていない。依頼をした後になって、お骨の行き先をどうすればよいのか、困っていらっしゃったのです。

お寺にも相談されたそうですが、供養先については、まだどうするか決められずにいるとのことでした。

お墓を片づける話は進んでいるのに、その後のお骨のことが決まっていない。この状態では、落ち着かないだろうと思いました。

そこで私は、お骨の供養には、いくつか方法があることをお伝えしました。

永代供養墓に納める方法、納骨堂を利用する方法、別のお墓へ改葬する方法、ご自宅などでお骨を安置して供養する手元供養という方法もあります。

また、今のお墓から別の墓地や納骨堂へお骨を移す場合には、改葬の手続きが必要です。供養先を考えるのとあわせて、必要な書類や手続きも確認しておくことが大切です。

ただ、方法をいくつか聞いても、すぐにどれがよいか決められるものではありません。

予算はどのくらいか。今後もお参りに行きたいのか。ご家族は近くに住んでいるのか、それとも遠方なのか。お墓を引き継ぐ方がいるかどうかも、考えるうえで関係してきます。

同じ永代供養墓でも、費用やお骨の納め方、供養の内容はそれぞれ違います。名前だけで決めず、実際にどのような形になるのかを確認して、ご家族とも相談しておくとよいと思います。

そうしたお話をすると、その方はとても安心された様子でした。その場ですべてを決めたわけではありませんが、後日あらためてご相談いただくことになりました。

墓じまいというと、どうしても墓石の撤去に目が向きます。見積もりや工事の日程など、先に決めることもいろいろあります。

でも、お骨を取り出した後、どこで、どのように供養していくのか。できればそこまで考えてから、墓じまいを進めていただきたいと思います。

初めてのことで、何から考えればいいのか分からない方もいらっしゃるでしょう。今回のように、依頼をした後で分からないことが出てくる場合もあります。そんなときも、一人で悩まず、まず相談してみてください。

お墓じまい かのでは、墓石の撤去だけでなく、お骨の行き先や供養方法についても一緒に考えています。まだ墓じまいをするか決めていない段階でも、ご相談ください。

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